学校運営方針

教育目標

自ら学び 心豊かに 自分の夢や希望の実現に励む子の育成

かしこい子(知)
心ゆたかな子(徳)
たくましい子(体)

経営方針

学校経営の基本方針

学校教育の営みは、すべて教育目標の実現を目指すことにある。自分の夢や希望の実現を目指して自ら学習活動に励み、心豊かでたくましい子供を育てるために、本校のよき伝統と校風を伝承しつつ、浦河小学校ならではの教育活動を創造する。

子供にとって、安心して精一杯学び合える学校づくりを目指して
学校は保護者が安心して子供を預け、子供がのびのびと安心して学べる場でなければならない。お互いの信頼関係を基盤とし、地域・保護者の負託に応える学校づくりを進める。
将来にわたって、「社会を生き抜く力(生きる力)」を育む教育活動を目指して
これからの「予測不能な社会」を担う子供たちに必要な能力は、主体的に考え、互いに協力し、自ら行動できる「生きる力」である。そのため、「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」の調和を重視した教育課程を編成し、教科横断的な視点から、自らの目標や課題、考えを持った意欲的な学びを導き出す教育活動を推進する。
心豊かで、よりよく生きようとする子供の育成を目指して
人の痛みがわかり、互いの立場を尊重し支え合うことはこれからの社会を生きる基盤として重要である。特別の教科「道徳」(道徳科)の時間を要として、教育活動全体を通して、人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を育む道徳教育の充実を図る。
進んで運動に親しみ、健康と安全を実践する子供の育成を目指して
進んで運動に親しむ資質や能力を身に付け、心身を鍛えることができるようにするため、教育活動全体で体育・健康に関する指導を充実させる。食育の推進や安全に関する指導を通して、日常生活における健康・安全への実践意欲を育む。
教育専門職としての資質向上を図る研修活動の充実を目指して
進んで運動に親しむ資質や能力を身に付け、心身を鍛えることができるようにするため、教育活動全体で体育・健康に関する指導を充実させる。食育の推進や安全に関する指導を通して、日常生活における健康・安全への実践意欲を育む。
教育専門職としての資質向上を図る研修活動の充実を目指して
全ての学校教育の成否は教師の資質・能力にある。専門職としての自覚を持ち、意欲的に研究と修養に励む教師であることを求め、研修活動の充実に努める。
家庭・地域に学校を開き、信頼感のある学校づくりを目指して
家庭・地域に学校を開き、わかりやすく情報発信したり、地域の教育力を活かしたりして、教育活動をより充実させ、家庭・地域に信頼される学校づくりに努める。

経営の具体的方針と重点

法令に準拠し公教育としての使命に基づくとともに、北海道教育推進計画、日高管内教育推進の重点並びに浦河町教育行政執行方針をもとに教育を進める。さらに、開学143年の本校の誇るべき歴史と伝統「至誠」の精神に立脚し、不易と流行、知・徳・体の調和を重視したバランスある教育課程を編成し、ふるさと浦河町を愛し、未来を切り拓く心豊かでたくましい力に必要な資質能力の育成を目指す。

信頼される学校
1 社会に開かれた学校運営(教育課程の実施)を進め、地域・保護者の信頼に応える学校を目指す。そのための「情報の共有化」と「情報発信」を積極的に行う。
調和を重視した教育課程
2 新学習指導要領に即した教育課程を編成・実施し、改善・充実を図る。
 (育成を目指す資質・能力の明確化)(カリキュラムマネジメントの向上)
ふるさと・キャリア教育の推進
3 ふるさと浦河を意識し、キャリア教育を通し、大好きな自分・なりたい自分・みんなと生きる自分を目指す力を育む。そのための計画的で系統的な地域の「ひと・もの・こと」の積極的な活用を図る。
生きる力につながる学力の向上に向けて
4 教えるべきことはきちんと教え、「学習内容の理解と定着」、「主体的・対話的で深い学び」、「学ぶ意義の実感につながる授業」を目指す。
ICTの有効活用
5 「情報活用能力の育成」や「ICTを活用した学習活動の充実」を図る。
道徳(科)教育の推進
6 自分の心や生き方を見つめ、思いや考えを広げ、よりよく生きるための基盤となる道徳性の涵養に向けた道徳教育の充実。そのための道徳科における考え議論する姿の追求。
(別葉を常に確認)
自主的・実践的な態度
7 自主的な態度と意欲を持って実践する特別活動を目指し、ねらいや育てる視点を明確にして取り組む。
(つけたい力と目指す姿を常に確認)
健康・安全、食育、性に関わる指導などの充実
8 健康でたくましく生きる心と体を育むため、「自分の体や命を自分で守る」ことのできる態度を培う。
読書指導、情報モラルの指導
9 心を豊かにする読書活動を充実させ、家庭と連携した読書習慣の推進を図る。関係機関と連携した情報モラルの指導を充実する。
(基本的生 活習慣の確立に向けた啓発)
特別支援教育の充実
10 一人一人の子どもの発達課題や保護者の思いに応えるため、学校全体で個に応じた指導・支援に努める。
(ユニバーサルな視点を取り入れた授業)(関係機関との連携)(校内支援体制の充実)
専門職としての自覚
11 子どもの確かな変容を目指した授業改善を中心とする組織的な校内研修を推進し、質の高い教育活動の実践を通して、管内教育のパイロット的な役割を担う本校の使命を果たす。個々の教員のライフステージに沿った職能向上にもつなげる。
働き方改革及び仕事の効率化に向けて
12 諸会議及び分掌事務の効率的・効果的運用に向けての取組を工夫する。校務支援システムを有効活用する。
(時間外勤務縮減と業務の質的向上に向けた働き方意識の改革)
(1)経営の重点

地域に根ざした開かれた学校づくりを進め、地域・保護者の信頼に応える、地域のコミュニティとしての学校づくりを行っていく。
(浦一中校区CSとの連携)

  1. 地域の教育力を生かした教育活動を推進する。
  2. 「報告・連絡・相談」の徹底による「情報の共有化」と「わかりやすい 情報発信」並びに「アンテナを高くした諸問題の察知・校内連携と即対応」。
  3. 中間評価、年度末評価(内部評価・学校関係者評価・外部評価)を行い、 教育活動の改善・充実を図る。そのためのチーフ会議、各分掌での会議な どを効率的に行い、組織としての学校運営を機能させる。
  4. 「校内研修」を学校経営の中核に据え、研修の日常化による授業力の向 上と授業改善を図り、確かな学びと豊かな心を育む。(新学習指導要領へ の対応)
  5. 教職員の意欲や資質を高めることをベースにした学校力の向上。     (含学校職員評価における面談等の活用)
  6. 危機管理意識の高揚と指導の充実による「安全第一」の学校に。
  7. 法令遵守(日常的な声の掛け合い)
  8. メンタルヘルスの推進。(公私の充実と協調)
(2)教育指導の重点

一人ひとりの学びを確かなものにする授業の質の向上を不断に目指す。生徒指導の機能を生かした指導の推進。

  1. 地域に根差し地域の教育力を生かした教育課程の編成・実施・改善。(カリキュラムマネジメント)
  2. 確かな定着につながる学習指導の工夫・改善・充実。(授業時数の確保)
  3. 「特別の教科道徳」の授業実践と充実。組織的な道徳教育の推進。
  4. 子供の心に寄り添い、心を通わせ合う生徒指導の推進。
  5. 特別支援教育の充実(個に応じた指導・支援の構築)
  6. 「自分の体や命を自分で守る」ことを基本にした健康・安全指導の徹底。
  7. 読書習慣の形成を図る指導の充実。読書環境の整備。
  8. 家庭との連携を深めた指導の推進(生活リズムチェックシート等の活用)
  9. 継続的な課題 (テレビ・ゲーム時間、家庭での読書・家庭学習 等)(家庭学習の意義の啓発と習慣化)